乾燥脂質肌ってどんな症状?

乾燥脂質肌とは、2つの肌質が組み合わさっている混合肌に分類されます。額や鼻筋はテカテカするのに対して、顎や頬が乾燥します。また洗顔後に部分的につっぱったり、季節によって状態が変わったりします。日本人はこれらの症状が出やすいですが、脂っぽくなったことだけに注目して、皮脂を落とすことだけのスキンケアを行いがちです。その結果、皮脂を落としすぎて乾燥が悪化します。乾燥しているのは皮脂を正常に分泌する機能が低下している状態なので、正しいスキンケアで肌は安定します。まず日常生活で、皮脂の分泌を増やしすぎないようにします。アルコールの過剰摂取やタバコなどで内臓機能が低下したり、ストレスでホルモンバランスが崩れたりすると、体の内側が弱ります。さらに体の外側から紫外線やエアコンなどの刺激を受けることで、皮脂の分泌をコントロールできなくなります。よって自分の顔で油分が多い場所は、余分な皮脂が酸化しないように、タオルやティッシュで軽く拭き取ります。洗顔でも額から頬にかけてはしっかりと洗浄しますが、目元や口元は乾燥しやすいので、洗顔料の泡を軽く触れさせて汚れを落とします。状況によっては洗顔料を使わないで、ぬるま湯で洗い流すだけでも良いです。化粧水は乾燥肌と同じように脂っぽい部分も塗ります。顔全体に均等に塗って、数回に分けて使うと浸透しやすいです。ただし皮脂が気になるという理由で、さっぱりしすぎた化粧水は不適切です。しっかりと潤いを保てないと皮脂が増えるので、セラミドなどの保湿成分を配合しているものを使います。乳液も化粧水が蒸発するのを防ぐので、テカリのある部分は少量でも必ずつけます。乾燥脂質肌は、季節によってもスキンケアが変わりますが、保湿が基本です。

乾燥脂質肌の治療方法について

乾燥しているのに脂質肌というのは、一見すると矛盾しているように感じるかもしれません。乾燥しているのだから、カラカラの状態ではオイリーにはならないといった認識もあるためでしょう。治療方法について言えば、洗顔と保湿のスキンケアが大前提となります。この状態は珍しくはなく、つまりは肌における水分と脂質のバランスが崩れている状態です。若々しい潤いにあふれた皮膚というのは、水分と油分がちょうど良いバランスにある状態です。 それが乾燥していながらオイリーでもあるというのは、毎日のスキンケアが間違えていることも考えられます。間違えたスキンケアを繰り返すということは、皮膚のバリア機能を低下させることにもつながります。角質層では角質の細胞間を埋めるために、様々な美容成分が存在します。天然保湿因子やセラミドなどは、まさにそうです。皮膚から常に生産されるのは油脂であり、足りなくなるのは主に水分の方です。ですが過剰な洗顔などを繰り返した場合には、皮脂分泌が過剰になって、オイリーを招きます。それは体が守ろうとする、普通に起こる働きです。それで皮膚が潤うかといえばそうでもなく、皮膚はどんどん乾燥します。バランスは保たれないままに、乾燥が激しいままでオイリーな肌状態となります。ここには体内における、ホルモンバランスの乱れもありますから、内側と外側からのケアが必要にもなってきます。治療をしていく上で重要になるのは、意外かもしてませんが洗顔です。スクラブ入りとか、洗浄成分が強すぎる洗顔料で洗うのは控えることです。洗顔は成分の弱い石鹸などを、よく泡立ててします。そのうえで、肌には十分な保湿のお手入れをして、潤いで満たしましょう。

乾燥肌と脂質肌の特徴について

乾燥肌にも脂性肌にもそれぞれの特徴があります。乾燥肌の場合は水分が少ない状態ですので、乾燥のサインとして粉を吹くことがあります。特にTゾーン以外の部分は皮脂の分泌が少ない為、頬などに粉を吹き易い傾向があると言えます。指で触った時に弾力を感じ難いのも特徴です。乾燥状態ですと水分量が少ないですが、水分が少ない時は弾力も小さくなっている為、指で押した時にも押し返してくるような弾力を感じ難くなってしまうのです。
水分量が少ないということもあって刺激を感じ易い状態でもあります。細胞がたっぷりの水分を含んでいる状態ですとバリア機能が強い為、外的な刺激に負け難い状態になっています。しかし、乾燥気味の場合はバリア機能が弱くなっていますので、化粧水などを付けた際にしみてしまったり、赤みが出てしまうようなこともあるのです。一方の脂性肌の場合の特徴としては強いテカリが挙げられます。脂性気味の場合は過剰に皮脂が分泌されている状態ですので、皮脂によってテカリが出易くなります。その為、肌触りもベタベタしたものになってしまいます。ニキビができ易いのも特徴です。脂性の場合はニキビのエサになる皮脂が多く分泌されている状態ですので、その他のタイプと比較するとニキビができ易いとされています。因みに一見すると脂性気味の場合でも実は内部で乾燥が起こっている、所謂インナードライの状態に陥っていることもありますので注意が必要です。インナードライの場合ですと見た目は脂性っぽいものの、実は肌内部が水分不足になっており乾燥していることもあります。その場合は乾燥への対策を行う必要がありますし、誤って脂性へのケアにならないようによく肌質を見極めて対策をしなければいけません。